【SMシーズン1使用構築】ジバコギャラパル
サンムーンのシーズン1も今日で終わりですねー。
1月10日からようやくレート参戦したので、試合数はあまりこなせなかったけど何とかレート1700には届きました。(最終レートはたぶん1710~20くらい。)
成績は78戦47勝31敗で勝率6割くらいです。
そこそこ良かったので今後改善することも踏まえ、また備忘録も兼ねて構築を残してみます。
今回のパーティはこの6匹を採用しました。
マイフェイバリットであるジバコイルを生かすべく今回考えた構築は、ライコウパルシェン構築のライコウの枠にジバコイルを当てた壁構築です。
あまり使われていないですが、ジバコイルは地味に両壁が貼れます。
これを生かして、壁貼りライコウの役割をジバコイルが担当します。
ライコウとの差別化要素は
・頑丈で安全に壁が1枚貼れる
・火力が上(具体的に確定数が変わるメジャーポケがいるかは見てないですが)
・鋼による耐性の多さ、特に対フェアリーとしての役割
・壁貼りが読まれづらい(実際挑発は型バレするまでもらったことがないです)
逆にライコウに劣る要素は
・素早さが大幅に劣る(先手を壁を張り、1撃耐えてもう1枚壁を張るのは難しい)
・耐久で劣る(物理面は勝てるが、HPで劣るので総合的に)
・弱点が多い(地面は4倍で炎と格闘も弱点)
この壁貼りジバコイルと組ませるのがギャラドスとパルシェンです。
ギャラドスはジバコイルと耐性面で補完がきき、竜舞による全抜きエースとして壁との相性が抜群です。
パルシェンも破ることさえできれば全抜きエースとして優秀で、ジバコイルとは攻撃面での相性が良いです。
また、パルシェンが苦手な鋼はギャラドスで起点にできるので、積みサイクルの動きが期待できます。
全抜きエースが2体とも電気に弱いため補完としてドサイドン、浮いてるエースも欲しかったので2体目のメガ枠としてカイロス、積まなくても戦える枠兼高速アタッカーとしてシャンデラを採用しました。
以下は個別解説です。
性格:おくびょう 特性:がんじょう 持ち物:ひかりのねんど
努力値:C252 D4 S252
技:ラスターカノン、ボルトチェンジ、リフレクター、ひかりのかべ
努力値はH振りも考えられるが、頑丈もあるので火力重視のCS振り。
Sに振っているので普段のジバコイルではなかなか抜けないようなポケモンにも先手が取れたりしました。(テッカグヤ、メガハッサム、無振りサザンドラなど)
使ってみると結構相手の交代を誘え、2枚壁を張って攻撃できるケースも多かったです。
攻撃技も対フェアリー用のラスカノは使いやすく、ボルチェンも火力が低くなく、壁貼り後の自主退場、ギャラで威嚇をまく、後続の無償降臨と非常に便利でした。
総じて使いやすく、正直壁貼りジバコイルはあり。
普段こだわることが多いので、技が打ち分けられるのがここまで便利だとは...。
選出率は驚異の100%で、87%先発で出してました。
素晴らしい活躍を見せたジバコイル愛してる。
性格:ようき 特性:いかく 持ち物:ギャラドスナイト
努力値:H4 A252 S252
努力値は竜舞後にコケコを抜きたいので最速、火力足りないのでAもぶっぱ。
壁貼り前提なので耐久はH4振りのみでも十分です。
技は壁の相性が抜群な身代わりを採用。壁貼り後は結構な攻撃を耐えます。
ポリ2の10万ボルトで壊れないことがありビックリ。
身代わり採用したことで、攻撃技は相性補完が優秀であり竜舞が積めれば等倍で押せる噛み砕く + 地震を採用。滝登りや氷のキバを切ってます。怯みや氷があり竜舞との相性もよいですが、滝登りは地震と範囲がかぶり、氷のキバは威力が低く命中が100でないので不採用。
メガシンカせずにジバコイルでボルチェンしながら威嚇まくだけでも強く、隙あらば壁貼り後に恐ろしい耐久と身代わりを活かしてゴリゴリ積んで、相手を崩壊させる文句なしのスーパーエースでした。
ジバコイルの相棒枠でもあるため選出率は65%で2位でした。
性格:いじっぱり 特性:スキルリンク 持ち物:おうじゃのしるし
努力値:H52 A252 S204
技:つららばり、ロックブラスト、こおりのつぶて、からをやぶる
努力値はいじっぱりスカーフガブ抜きまでSを振り、火力は落とせないので全振り、残りHという感じです。
技は特にひねりのない一般的なパルシェンの構成。
王者の印を持たせて無理やり勝ち筋を持てるようにしてあり、実際これで勝った試合も数試合ありました。
ただ、運に頼るよりはタスキ枠が余った上に全抜きストッパー不在のパーティだったのでパルシェンにタスキを持たせても良かったかも。
使い勝手は非常によく、破ってしまえば大暴れ。ジバコイルに助けてもらいながらギャラドスと2体で相手パーティを抜いていく頼もしい存在でした。
選出率は約60%で3位、基本選出としてしっかり活躍してもらいました。
1度もロックブラストを外さなかったのは偉い!
性格:いじっぱり 特性:ハードロック 持ち物:じゃくてんほけん
努力値:H132 A4 B4 D116 S252
技:じしん、ロックブラスト、つるぎのまい、ロックカット
電気に弱くない全抜きエース枠として採用。
ロックカットを使い、弱点保険を発動させることで疑似殻を破る状態となり、そのまま全抜きを狙います。
努力値はS全振りでロックカット後に最速115族抜き、Hを16n-1にして、ステータス向上重視でAとBに4振りし、余りDです。
壁さえあればハードロックも合わさり、特殊弱点であっても弱点保険が発動できます。弱点保険を警戒されることは殆どなく、ポンポン弱点攻撃が飛んでくるので成功率はかなり高かったです。
Aが4振りだけな上に攻撃技が地震とロックブラストだけで火力不足にならないか不安でしたが、使ってみると弱点保険さえ発動すれば火力は申し分なく、特に問題はなかったです。
予想以上に使い勝手が良かったものの、このドサイドンは運に恵まれず、壁貼り後にしょっちゅう急所を貰い撃沈していたので若干印象が悪いです。
選出率は約40%で4位。電気やポリゴン2がいた場合は積極的に選出する影のエースでした。
●カイロス
努力値:H4 A252 S252
技:おんがえし、じしん、フェイント、つるぎのまい
地震の一貫性がひどいので浮いてるエース枠で第2メガ枠として採用。
特にひねりのない普通のメガカイロス型です。
壁を盾につるぎのまいを積んで全抜きを狙います。
が、カプ・コケコやメガマンダが流行っているため選出しづらく、選出時も不意のスカーフ持ちに対応できず使いこなせませんでした。
カイロスも運が悪く、急所を貰ってあっさり昇天することも多かったです。
明確な役割を持てず、ほぼ対マッシブーン枠という感じでした。
とはいえ舞えたときの火力はすさまじく、Sさえ勝てれば圧力をかけれましたので弱いポケモンではないです。
選出率は10%で最も低く活躍も少なかったため要検討。
性格:おくびょう 特性:もらいび 持ち物:こだわりスカーフ
努力値:C252 D4 S252
技:オーバーヒート、かえんほうしゃ、シャドーボール、エナジーボール
唯一の積まないアタッカーで高速アタッカー枠。
炎が少ない環境で蔓延する鋼ポケモンやアローラガラガラを上からたたきます。
スカーフやタスキでないコケコもオバヒで1撃とかゆいところに手が届く。
貰い火なので炎技を誘いやすいジバコイルのお供としても優秀。
エナジーボールは1度も打たず。おきみやげが使えるならなあ。
選出率は20%と低めではあったが出した試合はジバコイルの代わりに先発し、切り込み隊長としてまずまずの活躍でした。
この枠も要検討、シャンデラを使うならいっそ小さくなる型でもよかったかも。
選出パターンはほぼ以下のどれかです。
基本選出。相手に電気がいなくて刺さればほぼこれ。
壁を張り、ギャラパルにつなげる。
相手に電気やポリ2がいるときの基本選出。
相手にマッシブーンがいるかカイロスが刺さっているとき。
苦手なポケモンは以下。
・カプ・ブルル
カイロス以外のエースは潰される。
・デンジュモク
初手Z催眠術からの蛍火を止められない。
積まないと全体的にSが低いパーティなのであっさり3タテされる。
初手Zあくびからのエアスラを止められない。
シャンデラでも抜けるか怪しいのでキツイ。
対面から突破できるのはドサイドンのみ。
遭遇率が高く1番の問題。処理ルートを増やしたい。
・マッシブーン
物理寄りの構築なのでつらい。
カイロスかシャンデラを選出しないで詰んだケースが何度かあった。
改良するならこのあたりを考慮したいところ。
改良ポイントは以下。
・ラムのみ持ちの積みエースを用意する
・ポリゴン2の処理ルートを持つ
・相手の全抜きストッパーを用意する
シーズン2は1800くらいは目指せるように頑張りたいところ。
環境が変わると思うので、次のジバコイル入りパーティの作成に励みます。