ポケモン ソードシールド ガラルビギニング使用構築(壁構築)
こないだのガラルビギニングで使った構築の公開です。ソードシールドに入ってから一度もまともに対戦しないまま作った構築なので穴は多いですが、思ったより機能したのでコンセプト自体は悪くなかったと思います。
パーティはいわゆる壁構築です。壁を張って強力な積み技を持つポケモンで積んでそのまま全抜きを狙うというコンセプトですね。あと、前情報で軽く調べるとミミッキュとドラパルドが流行っているという話だったのでこの2匹には負けないようなポケモンを選べば何とかなるかな、という軽い気持ちでメンバー選びました。(笑)
以下使用ポケモンの紹介です。(イマイチ見辛いので良い方法がないか模索中。)
■ ジュラルドン
特性:ライトメタル
性格:おくびょう
持ち物:ひかりのねんど
努力値:H4, CS252
技:てっていこうせん、リフレクター、ひかりのかべ、ステルスロック
今回の壁貼り役。バトルタワーのレンタルで見かけて壁貼れることを知って採用。パッと見アタッカーで壁貼り役だと思われないので、ちょうはつはまず飛んでこないのがうれしいところ。しかもステロも使え、てっていこうせんで自主退場もでき壁貼り適正バッチリのナイスなポケモンです。H4でHPが偶数になるので、てっていこうせん2発で確実に退場可能です。
選出数は20回でチーム4位タイ。選出した試合の勝率は45%とかなり悪かったです。理由は壁貼り後にエースで積んで全抜きを狙う戦術が、今作はダイマックスで意外と簡単に止められてしまったこと。弱点を付けるならともかく、等倍なら割と止まってしまうのがきつかったです。そのためか途中からは壁を張らずに隙を見て積むようにしたこともあり選出数も低めになり、イマイチ生かすことができませんでした。
とはいえ、壁貼りとしては非常にハイスペックなポケモンだと思いますし、単純にアタッカーとして使っても強力なので、今後も使いたいポケモンの1体です。
あと、壁貼り役なんでダイマックスはしないだろうと思い、サボってダイマックスレベル上げなかったのですがこれは失敗でした。こいつの目の前で舞ってくるミミッキュがいて、てっていこうせんを打つわけにも行かずダイマックスして倒すハメに...。
■ パルシェン
特性:スキルリンク
性格:いじっぱり
持ち物:おうじゃのしるし
努力値:H52, A252, S204
技:つららばり、ロックブラスト、アクアブレイク、からをやぶる
今回の積みエース。壁を張って無理やり殻を破って全抜きを狙います。積んでしまえばミミッキュもドラパルドも突破できる優秀さ。水技はハイドロポンプも鋼対策としてありですが、ギルガルドの弱体化もありアクアブレイクで落ち着きました。持ち物はおうじゃのしるし。これのおかげで耐久型にも強く、ひるませて無理やり勝った試合も結構ありました。
調整は過去の世代の流用で、からやぶ後に準速スカーフガブリアス抜き。ガブはいないので実質準速100族抜き抜き。ただ、今作だと最速スカーフサザンドラなどに抜かれたのでもう少しSに振ってもよいかも。
選出数は39でチームトップ。選出した試合の勝率は53%と微妙ですがエースとして奮闘しました。環境的にはやや逆風で、ジュラルドンのところにも書きましたが今作はダイマックスで割と止まってしまうのが痛いところ。ひるみもダイマックスには効かず、パルシェン自身もダイマックスとの相性が微妙なのも辛い。
ジュラルドンと組んでいた序盤は負け続きでしたが、現状が物理環境なのもあって、意外と壁なしで積めることに気づいてからはエースとして仕事してくれました。思えば環境初期はいつもパルシェンに頼っているような気が...。手軽にミミッキュやドラパルドに対抗できるポケモンなので今後も一定の地位は築けるかと思います。
■ ヒートロトム
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりメガネ
努力値:HC252, S4
技:オーバーヒート、10まんボルト、ボルトチェンジ、トリック
パルシェンで辛い鋼対策とダイマックス枠として採用。パーティの穴を埋めてくれる使いやすさは今作でも健在ですね。メガネで火力は十分な上に、ボルチェンで対面操作が可能で積む隙を作れる。おまけにメガストーンやZクリスタルがなくなりトリックの使いやすさが戻ってきたので、耐久ポケモンにも対応できるようになりました。ダイマックスとの相性も悪くなく、火力や低めのHPの補強、炎技の連打が可能と結構な強化になっています。
選出数は21回でチーム3位。選出した試合の勝率は57%と微妙でしたが、これはここまでの3匹を基本選出として考えていたのに、その基本選出が1勝8敗だったことが原因かと思います。このため最初はイマイチ機能しませんでしたが、器用さを活かせるようになってからはしっかり活躍してくれたので悪い印象はないです。採用率上位に食い込むポケモンならではの使いやすさでした。
■ ウオノラゴン
特性:がんじょうあご
性格:ようき
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:H4, AS252
技:エラがみ、かみくだく、みずでっぽう、まもる
積まないエース枠。今作屈指の火力を持つポケモンです。調整自体はテンプレですが技が酷いですね。これはどうせエラがみしか使わないだろうと思いサボりましたが、ダイマックスを考えるとこれはさすがに失敗でした。ウオノラゴンもエラがみの追加効果がなくなるダイマックスとの相性が悪く、ダイマックスしないだろうと考えていましたが、ダイストリームやダイアークが使いたくなる場面やダイウォールで時間稼ぎしたい場面があり、なんだかんだで数回はダイマックスしました。真面目に技を選ぶならドラゴン技かサイコファングあたりですね。
選出数は28回でチーム2位。選出した試合の勝率は75%と好調でした。意外と水対策のないパーティが多く抜きエースとして活躍してくれました。あと、パルシェンと組ませるのが意外と強く、片方が止まっても、もう片方が抜いてくれるケースが結構ありました。
流行りのドラパルドにこそ弱いですが、強い相手にはとことん強いので結構おすすめですね。水半減のポケモンすらゴリ押しする姿は使っていて楽しかったです。
■ ピクシー
特性:マジックガード
性格:ずぶとい
持ち物:アッキのみ
努力値:HB252, S4
技:ムーンフォース、アシストパワー、コスモパワー、つきのひかり
耐久積みエース。壁を盾に積みきってしまい要塞化...という狙いだったのですが、ほぼうまくいかずパーティを足を引っ張る形になりました。積むこと自体は結構できたのですが、急所一発で崩壊するパターンばかりでした。やはり耐久で時間を稼ぐとこれが怖いですね...。ただ、最大の敗因は私自身が耐久型を使い慣れてないところでしょう。
選出数は7回でチームダントツの最下位。選出した試合の勝率は57%でしたが、出さないで勝った試合ばかりなので実質置物状態でした。全然生かすことができなかったのでどこかでリベンジしたいポケモンではあります。
■ キリキザン
特性:まけんき
性格:いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
努力値:H4, AS252
ストッパー兼積みエース。タスキで耐えてつるぎのまい、そこからふいうちで縛っていくという悪タイプの定番な動きですが、これが結構強かったです。流行りのドラパルド、ミミッキュの両方に割と強く、他のポケモン相手でもタイマンであれば善戦できることが多く予想以上に強かったポケモンです。まけんきがかなり強力で、威嚇はもちろん、ダイマックス技の能力ダウンやアーマーガアのミラーアーマーでも発動するのが大きいです。特に鉄壁で受けようとするアーマーガアはダイアークを当てると特防ダウンが跳ね返り攻撃が上昇して受からない、というのが意外な発見でしたね。
ダイマックスとの相性も、耐性が多いので1発は受けれて、威力の高い悪や鋼技が使え、砂嵐も起こせて自分は鋼でダメージを受けないと、なかなかの良さです。
選出数は20回でチーム4位タイ。選出した試合の勝率は70%と好調でした。使う前は微妙な印象でしたが、今回使ってみて最も株が上がったポケモンです。
基本選出
最初に考えてたのはこれ。壁貼ってパルシェンで暴れて、打ち漏らしをダイマックスしたヒートロトムで一掃する。が、意外とハマらず負けまくる。
■ ヒートロトム + パルシェン + ウオノラゴン or キリキザン
行きついた結論は主にこれ。ヒートロトムから積む隙があればパルシェン、なければウオノラゴン or キリキザンで攻める。ダイマックスはヒートロトムかキリキザンで切る。
終盤によくやった選出で、アタッカー3体でゴリ押し。ウオノラゴンとパルシェンで暴れて、最後にキリキザンとのタイマンに持ち込む。
改良案
現時点で認識している穴は下記。この辺りを何とかできるメンバーに入れ替えたい。
・地面が一貫する。特に流行りの型破りドリュウズに弱い。ウオノラゴンになんとかしてもらうしかない。
・電気に弱い。ヒートロトムでか受けれないが、水ロトムがつらい。地面技持ちもいないので苦しい。
・水タイプが苦手。特に水ロトム、ランターン、ギャラドス、ラプラスあたりがつらい。現状パルシェンが積んで突破するしかない。
やっぱり今作はダイマックスがキモですね。もう少しダイマックス要素を取り入れたいところです。まずは今シーズンはこのパーティベースに改良しながら戦っていこうかなと思ってます。まだ本格的には参戦できてませんが、メンバー入れ替えたらマスターボール級に上がれるよう対戦頑張る予定です。